Autoshipシステム

Autoship System 使用例

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(46) 一品部材の作成

構造詳細図を基に一品部材を作成します。部材を作成する時にその部品名、板厚を指定します。指定・登録をすることで、データベースに自動登録されます。作成された部材はソリッドデータとしても作成されるので、レンダリングをすることが可能です。データベースには、重量重心位置、船番、ブロック、その他のデータが保存されます。

(47) 2次元構造図面の3次元化及びソリッド化

3次元CADの最大のデメリットは、その操作性の困難さである。直線を一本書くにもX、Y、Zの3次元座標で入力・指示する必要があります。そこで、CAD-Linkでは2次元と3次元をリンクさせ、編集は2次元的に、表示は3次元的になるようにしています。例えば、3次元表示している船体のあるフレームをクリックしたり、一覧から選択することで、自動的にそのフレームの2次元図面に移り、編集が可能になります。編集・変更された2次元図面は3次元とリンクしている為、自動的に3次元表示にも反映されます。また、関係するデータベースも更新されます。

(48) 3次元組立図

図面ではわかりにくい部材同士の取り合いや各部材の配置も、3次元化して表示させることで、誤作や、熟練を要する構造詳細図の図面を読む時間の短縮、新人の教育期間短縮、その他の効率化を図ることができます。

(49) 他のCAD(AutoCAD LT/Micro CADAM等)で作成された2次元構造図等の取り込み/3次元位置での表示

AutoCAD LTやその他のCADで作成された2次元図面をCAD-Link(AutoCAD R14)に取り込み、簡単に3次元配置・表示させることが可能です。CAD-Linkの中で作成された図面と同じように、一覧から選択したり、3次元表示している形状を直接クリックしてその断面を2次元的に表示させ、その図面を編集したり、その図面から、一品展開・ソリッド化といったような編集をすることが可能です。

(50) 部材/子組み/大組み/ブロックのデータベース化

CAD-Linkのデータベース構造は自由に設定可能な階層構造になっているので、各造船所に合った階層構造を構築することが可能です。例えば、その階層構造を、船番/ブロック/大組み/子組み/部材とすることで、その階層別の帳票及び図面をより簡単に作成できます。

(51) 部材一覧表の作成

部材一覧が階層表示されるので、その一覧表で選択することにより、ブロック別に出力したり、子組み別に出力することが可能です。

(52) 重量重心位置自動積算

部材を作製・登録すると同時に、その部材の重量重心位置がデータベースに自動登録されます。ユーザーが指定した組合わせで重量重心位置を自動積算し、一覧表として出力されます。

(53) フェースプレートの展開データ出力

フェイスプレート展開一覧表、フランジ展開一覧表、又はアングル部材の一覧表等の出力が可能です。

(54) 部材間の干渉、及び部材の取合いの検証

2次元的に作成された部材は、自動的に3次元で配置・表示されるので、作成した部材の取り合いを検証することができます。また、部材同士の交差線を出力させることで、部材の切欠き形状を作成したり、部材間の干渉を検証することが可能です。

(55) ネットワークCADを利用した複数の設計者による同時設計の利点

ネットワークに対応しているので、各設計者及び各オペレータは、それぞれの図面の作製・編集及び一品展開を行いながら、責任者が全体をリアルタイムに管理及び確認を行えます。また、設計及び現図部門だけでなく、現場にも導入することで、よりリアルタイムな修正・変更を行うことが可能になり、より密接な関係を保つことができます。

(56) 配管設計、設備設計への応用

CAD-Linkは、簡易パイプ作製機能(パイプの中心軸をポリラインで作成し、その中心軸にあらかじめ登録していたパイプを指定することでソリッドのパイプを作製)を持っているので、簡易配管設計及び干渉等の検証が可能です。また、設備設計等への応用も考えられます。エンジンメーカー及び舶用機器メーカー等が配布しているCADデータを取込み・配置させることもできます。

(57) 工程管理、及び材料・資材管理

CAD-Linkで表示及び出力されるデータを利用して、工程管理及び材料・資材管理に応用することができます。

(58) 自動/半自動を含む高速/高歩止まりネスティング作業

選択された部材に対して、自動・半自動的に高速かつ高歩止まりでネスティングを行うことが可能です。マニュアル操作で部材を部材同士の間隔を考慮に入れながら移動・回転をくり返し、試行錯誤しながらのネスティング作業から開放され半分から1/10以上の作業時間の短縮化が図れます。

(59) 複数部材の自動ペアリング

2つの部材のそれぞれ一番近づけたい部分をクリックすることで、部材間隔を考慮した上で自動的にペアリングされる。ペアリングした部材は一つの部材形状として再定義されます。ペアリングした部材と単体の部材を混在させて自動ネスティングすることができます。

(60) 自動パス作成

ネスティングされた部材に対して、マーキング線及び切断線の最短経路を自動計算する。ユーザーが線を選択して経路をマニュアルで作成することもできます。

(61) マーキング/切断シミュレーション

作成された経路に対して、マーキング及び切断のトーチの動きをシュミレーションすることができます。また、シミュレーション中はトーチの動きに対して対応するGコードが表示されます。

(62) NCコードの作成/編集

シミュレーション中に表示されるGコードは、シミュレーションを中断したり、シミュレーション後に自由に作成編集できます。

(63) バックプロット(NCコード読込み)機能による他機種の切断機へのNCコード変換

NC-Pyrosの機能として、複数の切断機(別々のNCコード)及びバックプロット(NCコード読込み)に対応しているので、他機種の切断機に対応したNCコード変換を行うことができます。

(64) データの隙間を判断して接続する自動データ接続機能

切断経路の途中にデータの隙間がある場合、切断機が止まったり、エラーが起きることがあります。これを防止する為、データの隙間チェック機能及びデータの隙間を判断して自動的に接続したデータに変換する自動データ接続機能を持っています。

(65) 線図の作成

(66) 一般配置図の作成

(67) 構造詳細図の作成

(68) 一品展開

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