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| Autoshipの特徴小型艇から、100m以上の大型鋼船あるいはカタマランや、日本型漁船の船型等、あらゆる船型の創成と現図レベルの精度の正確なフェアリング能力が要求されるのはもちろんです。 このため複雑な3次元曲面で構成される船型を表現するのに最も進化した3次元曲面の表現方法としてNURBS曲面/曲線が採用されていますが、この自由度の高い曲面を思い通りの形状に扱うためには曲面や曲線の形状をコントロールするのに重要な役割を果たす3次元空間上の制御点と呼ばれる点を動かして、求める船型形状を作り出す必要があります。
この場合、任意の制御点をマウスで選択して、ドラッグすることにより3次元曲面や曲線を自由に編集できる機能は直感的で非常に優れておりAutoshipにもこの機能が組み込まれています。 しかしながら大まかな船型形状が決まり、現図レベルの高精度のフェアリング段階になってくると小型船の場合では0.1mm単位、100mを超えるような大型船の場合でも少なくとも1mm単位の精度で制御点を任意の方向に動かしてフェアリングを行なう必要性が生じてきます。 このような場合、マウスで効率よく多数の制御点を動かすことは簡単ではありません。Autoshipではこの状況に対応するため、矢印キーを操作することにより、最少単位1/100mmの精度で正確に制御点を動かせるようになっています。 また、この最終段階のフェアリング作業に対応して、ほとんどの3次元サーフェイスモデラには、編集中の曲面や曲線上に櫛状の曲率表示を行ない、面や線の滑らかさを表現するようになっております。 しかしながら、この曲率表示だけでは、超ベテランの現図技術者が、現図作業で行なわれている現図フェアリングの精度に対応するのは容易ではありません。そこでAutoshipでは、通常の曲率表現に加えて、直線の基準線に対する曲率表示を行なうことにより、よりシビアに直感的に曲率や曲線を整えて、精密なフェアリング作業を可能にしております。
このような、他の同様の船型創成/フェアリング用3次元サーフェイスモデラが持たない機能により、3次元曲面形状では、難易度が高い船型が現図レベルの高精度で効率よく創成/フェアリングすることを可能にしています。 Autoship 3D面フェアリングプログラムは、通常の現尺現図作業を行う、現図技術者の要望を取り入れて、開発/改良が進められた船型フェアリングソフトウェアです。 船型のフェアリングには、基本設計の縮尺線図や現尺現図作業で行われるSEC、WL、BLなどの船体表面上で交差する曲線の交点を基準に、製図台の紙面や現図場などの2次元平面上で、バッテンを廻して行われるクロスフェアリングや、AutoshipやMaxsurfなどのパソコン船型モデリング/フェアリングソフトウェアで採用されている3D立体空間上で、直接船体曲面を作成して、整えて行く手法が基本となる面フェアリングがあります。 面フェアリングは、船型そのものが立体的に把握できるため、設計者の創造性を最大に引き出すことのできる優れた特徴があり、また、面全体をフェアリングするためSEC、WL、BLなどの船体表面上で交差する曲線の交点オフセットも、クロスフェアリングとは異なり、お互いにずれたりすることはありません。 しかも、船体のフェアリングが完了すれば、任意の位置での船体断面情報が、精度の高いデジタル情報として取り出せるため、NC切断を可能にするためには欠かせないソフトウェアとなっています。 3D面フェアリングでは、曲面計算に使用する制御点と呼ばれる入力データを基にして、コンピュータが3D曲面を創成して行くため、設計者は要求される船型となるように制御点を必要な数だけ、適切な位置に配列して大まかな形を整え、さらに個々の制御点を微調整してフェアリングを行います。 このような手法では、設計者が新規に船体曲面をモデリングして行く場合は、気に入った船型となるように、自由に制御点の配列を決めることができ、比較的簡単に、早くフェアリングされた船型モデルを作成できます。 しかし、基本設計でクロスフェアリングにより、設計された船型が既にある場合などでは、既に決定されたシヤーライン、チャインライン、ステム/キールラインあるいは、ステーション断面形状オフセットデータにぴったり一致する形状となるような、3D船体曲面を作成してフィットさせて行く作業が必要になります。 この場合、制御点をどれだけの数、どの位置に入力すれば、与えられたオフセットにぴったり一致するような曲面が創成できるのかは、制御点を入力しながら、制御点をどれだけの数、どの位置に増やしてゆくかを試行錯誤しながら、目的とする船型に到達するまで船体曲面の編集作業を繰り返す必要があります。 通常このような作業は、根気が必要な先の見えにくい繰り返しの作業となりがちで、船型フェアリング作業者にとっては後どのぐらいで、与えられたオフセットにぴったり一致した船型フェアリング作業が終了できるのかを予測できないまま、プレッシャーを感じながら作業を続けることも多くありました。 そこでAutoshipシステムでは、複数の異なる種類や性格の平面や曲面で構成される船型を扱う必要がある、3D面フェアリングの短所を取り除くため、世界中の現図技術者からの要望を取り入れ、新規に船型を開発するのではなく、与えられた船型オフセットに忠実な船型を、いかに早く、いかに容易に創成し、フェアリングして3D船体曲面を完成させることを可能にする追加機能を数多く開発してきました。 Autoshipの現図技術者の要求を満たすための主な機能には、以下のものがあります。
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